かんたんなきほんルール
ルール1 石のおきかた
■ルール1 石のおきかた
(ア) 黒石と白石はじゅんばんに一手ずつうつ
(イ) 石は、線(せん)と線のまじわるところ(交点/こうてん)にうつ
(ウ) いちど石をうったら、うごかせない
ルール2 陣地(じんち)の大きいほうがかち
■ルール2 陣地(じんち)の大きいほうがかち
囲碁(いご)は、「あいてよりも大きなじんちをかこったほうがかち」というゲーム。かんたんにいえば、じんとりゲームってわけ。
じんちの大きさは、じぶんの石でかこったところをかぞえればいいんだよ。
まず黒のじんちをかぞえてみよう。
黒地(くろじ)の×じるしのかずは、ぜんぶで32。
くろじ = 32目(もく)
つぎに白のじんちをかぞえてみよう。
しろじ = 22目(もく)
黒は32で、白は22。
けっか = 黒の10目(もく)かち
ルール3 あいての石をかこむととれる
■ルール3 あいての石をかこむととれる
囲碁(いご)の「囲」という字(じ)には、「じんちをかこう」ということのほかに、「石をかこう」といういみもあるんだ。これは、「みかたの石で、あいての石をぐるりとかこむと、とることができる」ってことなんだ。
いま、黒石が白石にかこまれているところ。このあと白にaとうたれると、この黒石はとられてしまう。このように、つぎの手で石がとれるじょうたいを「アタリ」というんだよ。
白がaとうって黒石をとってしまうと、ひだりのようになるんだよ。
石のかずがふえてもおなじこと。
白はaとうてば、黒石をとることができるよ。
ルール4 うてないところがある
■ルール4 うてないところがある
じぶんが石をうったとき、「あいての石にまわりをすべてかこまれてしまうところ」にはうてないんだ。だけど白なら、aにうってもルールいはんにはならないよ。
でもひだりのようなばあい、黒はaにうつことができるんだ。つぎの手であいての石をとることができるときは、aにうってもいいってわけ。
ルール5 コウってなんだ?
■ルール5 コウってなんだ?
いま、黒石3こが白aの石をアタリにしているところ。つぎに黒はbとうてば、白石1こをとることができるね。
こんどは黒bの石がアタリになってるね。てことは、つぎに白がとりかえしてきて、いつまでたってもおらなくなっちゃう。だから黒が白をとったとき、そのつぎに白はすぐにとりかえすことができないルールになっているんだ。これを「コウ」というんだ。しっかりおぼえておこう。
最終更新日:1999.7.30