純碁であそぼう!
純碁のルール
純碁(じゅんご)のルール
まずさいしょに、つぎの2つのことをおぼえてください。
☆ 石(いし)は、線(せん)と線のまじわるところにおく。
☆ いちど石をうったら、うごかせない。
つぎにルールをせつめいします。
黒石(くろいし)と白石(しろいし)はじゅんばんに一手(いって)ずつうつ
右(みぎ)ののように、黒1、白2、黒3、白4……と、かわりばんこにうっていきます。うつところがなくなったときや、うつと相手(あいて)にとられてしまうのでうちたくないときは「パス」してください。
あいての石を囲(かこ)めば、取(と)ることができる
みかたの石が、あいての石のまわり(タテのせんとヨコのせん)をすべてふさいでしまったときはとることができます。
白は「ア」とうてば、黒石1こをとることができます。
こういうかたちを「アタリ」といいます。
白が黒石1こをとってしまうと、こうなります。とった石は、あいてにかえしてください。
あいての石が2こになっても、3こになっても、4こになっても、かこんだらとれるのはおなじです。白は「ア」とうてば黒石をとれます。
白が黒石をとると、こうなります。
左側(ひだりがわ)も、白が「ア」とうてば、黒石8こをとれます。
とったあとは、右側(みぎがわ)のようになります。
くりかえしはダメ(「コウ」というルール)
右(みぎ)は、黒石3こが白イの石をアタリにしているところ。つぎに黒はアとうてば、白石1こをとることができます。
ではとってみましょう。
黒が白石をとると、こうなります。でも、こんどは黒アの石が、白にとられそうです。もし白が黒石をとると上(うえ)の図(ず)にもどり、いつまでたってもおわらなくなってしまいます。
そのため、さきに黒がアと白石をとったとき、白はすぐにとりかえすことができないルールになっています。このかたちを「コウ」といいます。
打(う)ってはいけないところがある
じぶんが石をうったとき、「あいての石にまわりをすべてかこまれてしまうところ」にはうてません。たとえば左(ひだり)のア。ここに黒はうつことができません。
でも白ならアにうつことはできます。
しかし左(ひだり)のようなとき、黒はアにうつことができます。
つぎの手(て)であいての石をとることができるばあいは、アにうつことができるのです。
石のかずの多(おお)いほうが勝(か)ち
二人(ふたり)ともうつところがなくなったら、石のかずが多(おお)いほうが勝(か)ちになります。
右のばあい、黒石は41こ、白石は34こなので、黒の7目勝ち(ななもくがち)となります。
これで「純碁(じゅんご)」のせつめいはおしまいです。さっそくおともだちとあそんでみてくださいね。
*当ページで使用しているポケモンの画像は、「POKEMON IN MY POCKET」の
*フリー素材を使用させていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
*(Copyright=Nintendo/CREATURES/GAMEFREAK/TV TOKYO/SHO-PRO/JR kikaku)
★「純碁」が創案された背景や囲碁ルールの歴史に興味のある方は、王銘琬九段著「純碁」をご一読ください。(ただし囲碁初心者には少し難しいかもしれませんので、あしからず)
*「純碁」の公式ホームページができました。ここをクリックしてください。
最終更新日:1999.12.19