「プロプロ置碁」の本より抽出

   (白)    (置石)  (黒)   (黒の勝った目数)
 -----------------------------------------------------------
  水田羨博六段  - 二子 宮本直毅八段    18目

  瀬越憲作九段  - 三子 橋本宇太郎九段   38目
  橋本昌二九段  - 三子 坂田栄男本因坊   35目
  石田芳夫    - 三子 武宮正樹      29目

  坂田栄男本因坊 - 四子 橋本昌二九段    53目
  石井新蔵七段  - 四子 東野弘昭八段    42目
  石田芳夫    - 四子 大矢浩一      25目
  戸沢昭宣    - 四子 石田芳夫      55目

  宮本直毅八段  - 五子 藤沢秀行九段    68目
  鈴木越雄七段  - 五子 宮本義久八段    58目
  石田芳夫    - 五子 宋 光復      36目
  金島 忠    - 五子 石田芳夫      71目

  藤沢秀行九段  - 六子 宮本直毅八段    52目
  小山靖男七段  - 六子 南 善巳六段    66目
  石田芳夫    - 六子 新海洋子      49目
  石槫郁郎    - 六子 石田芳夫      72目

  宮本義久八段  - 七子 白石 裕七段    92目
  石田芳夫    - 七子 小松英子      32目
  上村邦夫    - 七子 石田芳夫      78目

  石田芳夫    - 八子 前田良二      68目
  佐藤昌晴    - 八子 石田芳夫     130目

  南 善巳六段  - 九子 鈴木越雄七段   124目
  石田芳夫    - 九子 井戸田啓子     57目
  春山 勇    - 九子 石田芳夫    約150目(中押勝ち)
 -----------------------------------------------------------------
 *石田芳夫がからんでいない対局は、すべて原本が昭和41年発行(段位は当時)。
 *石田芳夫が関係している対局は、昭和62年発行の本より(段位は記されていないため省略)。

ちなみにこれらの対局は、白は1目でも負けを少なくするよう最善をつくし、
黒はめいっぱい勝ちにいく、という前提で打たれている。
また石田芳夫九段が、白のときに負けが少なく、黒のときに圧勝しているのは、
他のプロ棋士に比べて置碁が天才的にうまいためで、
そのぶん割り引いて考えなければならないだろう。